偶像適塾

大阪大学のアイマスサークルです。月1以上の投稿を目標に更新していく予定です。

【新歓ブログリレー2023】Twinkle way / スマイルシンフォニアで解釈するシャニ5th

 

 

 

 

 

初めましての人は初めまして

そうじゃない人はどうも、橘です。

 

 

 

 

さっそく本題に入りたいんですが、その前に自己紹介だけしておきます。

 

 

 

シャニしかやってません。

あまり話をややこしくさせたくない時は担当樋口円香、と名乗るんですが、実は円香の他に真乃、灯織、めぐる、智代子も担当です。

 

ゲームはPカップをメインにやっています。

興味が有るという人は是非僕に話しかけに来てください。

仲良くしましょう^^

 

ライブは大体現地、コミュはそこそこ読む、音楽はかなりのめり込んでる、くらいの温度感です。

 

 

 

 

という訳で本題です。

 

 

3/18、19に開催された5thの話。

ブログリレー企画第一弾と被ってしまうんですが、なんせライブ終わりということで話したいことが沢山あるんてすよ。

 

特に今回の周年ライブは色々な意味で話題性に富んでいるものだったと思っています。

自分が4thも両日ともに現地参加しているというのもあり、比較対象が明確に存在する点もそれを強調する一因になっているのかなと。

 

一番はPW以外の過去曲をやったこと。

しかも両日合わせて4曲も!

 

ムゲンビートが両日合わせて最大5曲だったので、全ユニット参加にもかかわらずPW合わせて6曲というのは相当頑張ってくれたな〜って印象です。

やる曲は多ければ多いほど良いし、MCは最小限で良いの派閥なのでね。

 

 

 

 

とはいっても、ライブコンセプト、特にDay1の演出に触れないわけにはいかないでしょう。

 

元々題名が『If I _ wings』なことも、羽が切り落とされるようなアニメーションが入ることもあり、多くの人が始まる前から不穏な雰囲気を感じていたのではないでしょうか。

 

 

沢山の物議を醸した今回のライブですが、今回は両日共にユニット曲のトリを飾った『Twinkle way』『スマイルシンフォニア』の2曲に焦点を絞り、5thの演出の意図について解釈していこうかなと思います。

 

 

 

公演が終了してから何日か経った後、アーカイブを購入した人向けに、シャニマス制作プロデューサーである高山Pの演出意図が明かされました。

 

一応有料コンテンツではあるので要約したりして引用します。

 

 

「彼女たちには、アイドルであること以外にも、輝かしい無数の未来が、無限の可能性がある」

「それを忘れ、都合よくアイドルであることを押し付けるのは彼女たちに対して不誠実だ」

 

アイドルマスターというコンテンツは、勿論アイドルを題材にしたものではあるんですが、そのアイドルは「プロデューサー目線」で描かれます。

普通ファン目線であるはずなのに。

 

この「プロデューサー目線」というのは、アイドルたちが「アイドル」である以外の部分も多分に含んでますし、むしろその部分こそがこのコンテンツの醍醐味でもあるわけです。

 

彼女たちがステージでは見せない部分に惹かれて、このコンテンツを追ってる人も多いのではないでしょうか。

 

心臓を握る

 

invent laughter

 

一番

 

でもそれは、彼女たちが「アイドル」であることを必ずしも必要とはしていません。

あくまでも一種の表現方法でしかないわけです。彼女たちの。

 

ステージに立っていなくたって、私たちが好きなそれは何も変わらないはずだから。

 

 

「Day1の各ユニットの最後の曲は、アイドルたちが最後に披露する曲、という視点で選んだ」

 

そんな彼女たちが、「アイドル」として最後に歌う曲が、Day1ユニット最終曲だったわけです。

 

そのトリを飾ったのが『Twinkle way』。

 

イルミネーションスターズが最後に歌う曲、というコンテクストの破壊力は計り知れません。

『Twinkle way, my twinkle stars!!』

『ひとつひとつが煌めいているの』

『可能性は無限だと囁いている』

「アイドル」ではない可能性について。

 

高山Pのコメントを見たとき衝撃を受けました。

まさかこの曲にこれほどまでの文脈を見出せるとは思っていなかったから。

 

 

確かにこれはイルミネが最後に披露する曲だし、「アイドル」以外の、無数の未来、無限の可能性を示唆する曲でもあるわけです。

 

そして、Day1のトリがこの曲だったことにも大きな意味があります。

 

「無数の未来、無限の可能性の中には、マイクをおろす未来、全く別の事に希望を見出す可能性もある」

「でも私たちは、仮にそんな未来が来ても、彼女たちの背中を押してあげたい」

 

そう、「アイドル」ではないことを、決して悲観してはいないのです。

 

Twinkle wayでは、その可能性を「煌めいている」、と語ります。

Day1で、それぞれの最後の曲を歌った彼女たちに対して。

 

 

『ここからまた私が始まる』

そこで終わりではなく、あくまで新しい『Twinkle way』なわけです。

 

だって、彼女たちは何も変わらないから。

 

『変わらないもの 変わってゆくもの、すべてを愛おしく追い越した」

 

 

 

Day1は、決して悲しいだけのお話なんかじゃない。

それを、最後にイルミネの3人が教えてくれたんですね。

 

 

 

一方のDay2で、Twinkle wayと同じくユニット曲のトリを飾ったのは『スマイルシンフォニア』でした。

 

「でも、アイドルたちが「アイドル」であることを選び続けてくれるなら」

 

彼女たちがマイクをおろすDay1に対して、Twinkle wayとスマイルシンフォニアを比較することでDay2の意図が見えてきます。

 

 

『私も誰かの支えでいたい、そう呟くんだ』

 

 

 

学校が同じわけでもない3人は、イルミネーションスターズでなければ隣同士になれなかった筈です。

 

『大丈夫、迷ったりしないよもう』

無限にあった可能性の中から、迷わず一つの道を選びとる。

 

それは彼女たちが「アイドル」で居続ける。

彼女たちの決意のもと、「アイドル」で居続けるという意味を帯びます。

 

 

こうして、『Twinkle way』にて「アイドル」以外の未来がある事を踏まえた上で、『スマイルシンフォニア』にて、それでも「アイドル」である事を選んだ未来について描いたわけです。

この2曲が、5thの二日間が、アイドルたちが「アイドル」であることを選ぶ奇跡を、より一層輝かせたのではないかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

てな感じのクソデカコンテクストが付与されたせいで、路上で上の2曲聴きながら号泣する異常成人男性が生まれてしまったんですけどね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。では。