偶像適塾

大阪大学のアイマスサークルです。月1以上の投稿を目標に更新していく予定です。

担当の誕生日だし、アイドルの年齢の話をしようよ


みなさんこんにちは。阪大アイマス研に入会してからひと月ほど経ちました、B1のるりろ(@
lacolour_555)です。こないだの耀城夜祭(かがやきよまつり)で初めてライブに現地参戦しました。アイマス最高。大阪開催あまりにもありがたかったので無限回やってほしい。 

 

早速ですが、実は本日(7/1)、なんと僕の担当アイドル・藤居朋が誕生日を迎えました。めでたい! 

 

この記事は6月中に執筆していますが、今からワクワクです。担当アイドルの誕生日って、TLにかわいい担当の絵がいっぱい流れてきたりして楽しいですよね。お祭り感ある。 

 

さて、アイドルが誕生日を迎えたらみなさんはどうしますか? イラストを描く? ケーキを食べる? とにかく感謝を伝える? 

 

僕は年齢の話をします。 

 

誕生日といえば年齢です。実際にコンテンツ内で歳を重ねることはないものの、たとえば「このままアイドルたちが成長したら?」を想像したりするのは結構あるあるじゃないですか? ふじともみたいに19歳の子だったら、「もし20歳になって、初めてお酒を飲むなら……」を考えたりも。なんとなくみなさんの頭に「年齢」というワードがちらつく日ですよね。そういうことにさせてください。 

 

前回初めてブログを書かせていただいた際、僕は「デレマス19歳組」の紹介としてこんな記事を書かせていただきました。 

 

 

この記事では、「19歳って、中高生でも大人組でもない、幼さと大人っぽさを行き来するすっごい良い年齢だよね……」ということをつらつら綴りまして、よければぜひこちらも読んでいただきたいのですが、正直この記事では書けていないことがい~っぱいあります。 

その一部に、「そのアイドル本人は、どうしてその年齢なのか」あるいは「アイドル個々の年齢差にどんな意味があるのか」といったことがあります。 

 

藤居朋は、前述の記事で紹介した同い年の鷺沢文香さんや新田美波さんに比べればめちゃくちゃ幼いです。仁奈ちゃんと滑り台ではしゃいでスッコケてたり、気合を入れるときの掛け声が「どすこーい!」だったり(二回も言った)、杉坂海さん(18)を「おかん」と呼ぼうとしたり(未遂)。女児か? 

 

女児

 

 

そんな藤居朋にも、「ああ、やっぱりこいつは19歳じゃないとダメだ」と思わされるシーンが、理由が多々あります。「ココ!! このシーンをやるためにはもう絶対この歳じゃないとダメなの!!!!」ってヤツ。そのへんを話せたら楽しいので、そういうことをやっていきたいと思います。よろしくお願いします。 

 

なお今回、ふじともだけじゃ味気ない、ということで全然誕生日でも何でもないアイドルの話もしますが、扱うアイドルについては、阪マス会員のみなさんに話題を募ったりもして選びました。

 

その節はありがとうございました

なので、今回は門外漢もいいとこなアイドルについて語ってしまう部分もあるんですが、楽しくやっていきましょう。 今回は藤居朋含め3人のアイドルに触れます。

 

いくぞ! 

 

 

 

1.黛冬優子(シャイニーカラーズ)

 

まずはシャニマスから、黛冬優子さん。19歳。

 

黛冬優子(19)

めちゃくちゃ好き。

 

シャニマスは専門外ではありますが、僕自身ストレイライトがノクチルと並んで一番好きなユニットではあります。

 

阪マス会員の方からは以下のようなかたちで挙げてもらいました。ありがとうございます。

シャニの19歳組(恋鐘三峰冬優子)、三者三様の経歴でいいですよ

恋鐘はアイドル目指して単身上京、寮暮らし

三峰は大学進学を機に福島から上京、一人暮らし

冬優子は専門学校1年生で実家暮らし

 

黛冬優子、実家暮らしなの??!?

 

もし一般常識だったらすみません。知りませんでした。というか専門学生なんだ。ふじともと一緒ですね(中退してるけど)。

 

しかし、黛冬優子さんが実家暮らしとなると味するな~~と思うのは「ストレイは家族」という言説ですよね。

 

家族

あさひの家庭環境の話ってあったんでしょうか? 古(いにしえ)の記憶だと、サンタコミュか何かの時に「放任っぽいのかな?」と感じたことはあった気がするんですが……

和泉愛依さんは大家族の一員ですよね。弟妹がいることは知ってましたが、お兄さんお姉さんもいるのかな? 母性をひしひし感じながらもあくまでギャル感を崩さないキャラ造形には舌を巻きますが、上にも下にも兄弟がいるというのはその裏付けになるというか。

 

 

さて、年齢で言えば、あさひが14歳の中学二年生、愛依が18歳の高校三年生、そして冬優子が19歳の専門学校一年生。愛依と冬優子の年齢は近く、比べてあさひはずいぶん小さい感じがします。

 

僕自身はストレイのコミュと言うと「Straylight.run()」「WorldEnd:BreakDown」までしか追えておらず、例えば「The Straylight」「Run 4 ???」などでどのようにストレイが成長してゆくのかは知らないのですが、「WorldEnd:Breakdown」ではガチ泣きしたオタクではあります。

 

 

ということで、実際のとこ結構昔のコミュにネタバレもクソもないのかもしれませんが、詳細は伏せて当コミュからこのスクショを上げさせてもらいます。見てくださいこの表情。

左から14歳→18歳→19歳以外ありえないでしょ。

 

単に「自分をセンターと言えない子に自信を付けようと抱き着くメンバー二人」と言えないのは、あさひと冬優子の表情の違いから受け取ってもらえるかと思います。愛依ちゃんを4つも(!)上のお姉さんとして慕う(?)あさひの笑顔に対して、冬優子の表情はより示唆的です。「あんたが、真ん中なの」と言って聞かせるように告げるシーン。20歳を超えて年上なら(高校生にとってお酒が飲める歳の人は完全に「大人」です)、もう少し愛依ちゃんの見せる幼さに対して余裕を持って接することもできたかもしれません。けれど、19歳の冬優子はそうしません。自身も余裕を失くして、声を震わせながら(つまり、18歳の愛依に同化しながら)、それでも「導く立場」の年上として確かなことを告げるのはあさひではなく冬優子です。これこそが19歳の役割ではないでしょうか。

 

20歳を超えたアイドルでは、(普通にしていては)中高生のアイドルに本当の「共感」をしてみせることはできません。けれど、17歳以下のアイドルでは、愛依ちゃんに対して自然に「導く」ことは、これもできません(あさひが直前に「今日は愛依ちゃんがセンターっすよ~」と言っていますが、これは無邪気さが前面に押し出されており、「何かを教える」というニュアンスは薄いように感じます)。18歳の愛依ちゃんには、19歳の冬優子の想いこそが必要だった、だからこそこの表情なのです。もし冬優子が20歳を超えているか、あるいは愛依ちゃんより年下の中高生だったのなら、ここはもっと笑顔で抱き着いていることでしょう。20歳以上ならより母性を湛えて、中高生ならより無邪気に。けれど、それでは「あんたが、真ん中なの」の意味は、声色は変わってしまいますよね。だから19歳なんです。子どもの中で一番大人な年齢。実家暮らしなのも効いてくる気がしますね。冬優子の持ち合わせる我儘さが大事な場面だと思いますが、我儘って実家暮らしの象徴ですもんね(自戒)。

 

となってくると、なるほど家族とは言うけれど姉妹や兄弟のような側面も強くって、これこそが「アイドルのユニット」だよな……となってうなだれてしまいますね。ハチャメチャに良い。

 

期せずして一番好きな19歳について語ることができて嬉しいところですが、こんなところにしておきましょう。ストレイライトに20歳以上のアイドルが存在しておらず、かつ最年長の黛冬優子さんが19歳であるという事実のありがたみに感謝しつつ次へ。

 

 

2.遊佐こずえ(シンデレラガールズ

 

お次は遊佐こずえちゃん。11歳。

 

遊佐こずえ(11)

爆裂にかわいい。

 

こちらはこずえちゃん担当の方から以下のように教えていただきました。ありがとうございます。

10歳組11歳組はかなり意外で良いです 10歳すごくしっかりしている

よく雪美とこずえの年齢は逆っぽい(雪美が年下)と言われるのですが、U149でのこずえ編のこずえ舞ちゃんもかなり良だと思っており(略)舞ちゃん雪美ちゃんからするとこずえはちゃんと11歳なんだな……と

 

こずえちゃんと言えばふわふわでいつも眠たそうな子、とめっちゃ幼い印象が強いですし、それが11歳(小学生組では上から2番目)、と言われると何度聞いても驚いちゃいますね。実際130cm・28kgはちっちゃすぎてる。いわゆる人外っぽい雰囲気の設定も、どことなく単純な年齢では測れないミステリアスさを感じさせますが……。なるほど言われてみれば遊佐こずえちゃんが11歳で、10歳組の福山舞ちゃん、佐城雪美ちゃんより年上だというのは面白いですね。

 

佐城雪美(10)

福山舞(10)

触れていただいたU149原作について直接画像を引用することはできないのですが、まず第三芸能課にとって初めての大きな舞台となるサマーライブ編で「ライブで大きな声を出せるか不安」だと言い、「こずえも初ステージ、怖くない?」と問う雪美ちゃんに対して、こずえちゃんは「みんなといっしょだから」と答えます。「こずえはね、ひとりでもこわくないよ」「でも、みんなといっしょのすてーじは、れんしゅうでもたのしいがたくさんだったから」「だからこわくないよー?」と。

「こずえは一人でも怖くない」のです(これこずえ編知ってると泣いちゃいますね)。けれど、こずえにとっても「みんなと一緒のステージ」はもっと「楽しいがたくさん」で、それは雪美とも共有できる喜びだ、と、こずえは知っているわけですね。お姉さんじゃ~~~~ん!!!

例えばデレアニの未央や卯月を思い出しても、不安を上手く伝え、解消しあうのは難しいことだな~と思います。もちろん現実でもそうですが。焦るあまりに言葉を選べなくなって相手のことを傷つけてしまったり、自分にとって大切なものが見えなくなったり。けれど、ゆっくりと不安を吐露する雪美ちゃんに、こずえちゃんは同じだけのスローペースで「楽しい」「怖くない、楽しみ」を共有しようとします。聡い!!! 雪美ちゃんにとってただ仲が良いってだけじゃなくて、ちゃんと頼れる相手で年上なんだなあと思えました。ほんとに。

 

やたら一緒に写っている気がするふたり

 

そして続くこずえ編では、ある舞台のキャストにこずえ・舞コンビが抜擢されます。子役としての経歴を持つ舞ちゃんに対して、こずえは図抜けた演技の才能、他人を演じる才能を見せつけます(U149の梨沙編、デレステのまほうのまくらコミュでも描かれていましたね)。舞ちゃんの演技も素晴らしいものとして描かれますが、それでもこずえの才能は異常なものとして出てきますね。台本だけではなく舞台の原作小説もまるまる覚えてきていたり、その上で他のアイドルたちを役に重ねて演じ分けてみたり。けれど舞ちゃんはその差について卑屈になったりはせず、「私、台詞覚えるのあんまり得意じゃないから、かっこいいし羨ましいなあ」と純粋なリスペクトを伝えます。その上で「だからこそ経験がある分演技は頑張らなきゃ」と意識する舞ちゃんがあまりにも良い子すぎる。

こちらはむしろ「年下の舞ちゃんが、それでも先輩だと意識する」というのが面白いですよね。直後には「こずえのまま違う人になる」という演技を求められたこずえが舞ちゃんに演技の先輩として「どうすればいいの」と問うシーンがあり、ここで舞ちゃんは「あれだけ演技のできるこずえちゃんに、私がやってきたことで教えられることなんてあるのかな」と黙り込んでしまいます。その姿を見て、かつて自分の傍を離れて行った子たちの姿がよぎるこずえ、の手を握る雪美!! そうして舞ちゃんの手と突き合わさせる雪美!!! 良すぎ!!!!!

 

すみません、全然年齢に関係ないところで興奮してしまいました。この後色々あって、結局舞ちゃんはこずえにアドバイスを伝えて実践します。それを見たこずえが、素直に舞ちゃんへ「すごいねー」と伝えると、舞ちゃんは嬉しそうに笑って「本当!? ありがとう!!」と。このあたりが、僕らの感覚で言うと「ああ、年齢差だなあ」となるところですよね。小学生(や、中学生)のころ、年上の子に素直に褒められるなんてこと滅多にありませんでしたよね? 少なくとも僕は全然ありませんでした。

そんな中で、技術的にも精神的にも信頼しているひとつ上の子から、自分のアドバイス「凄いね」と褒められたら……わざわざ3コマ使って表情の変化が描かれるのにもうなずける嬉しさですよね。もちろん実際にはこずえちゃんが手に入れた仲間への信頼とか、舞ちゃん自身の生真面目さとか、素直なこずえへの技術的なリスペクトとか、そういった部分が絡み合ってのこのシーンだとは思うのですが、そこに「年齢差」を見ると面白いですね。「先輩だ」と意気込みながらもやっぱりこずえの方がお姉さんだった、という。そしてより明確にお姉さんな未央が、こずえまでもを導く形で練習を進めていく……あまりに綺麗な年齢の使い方に脱帽します。ほんとU149良すぎるな。

 

 

たらたら喋ってしまいすみません。正直こずえちゃんというか年少組自体かなり造詣の浅いところがあったので、U149を読むまでは舞とこずえの年齢差なんて全く意識していませんでした。それが、芸歴の違いと絡めてこんな描かれ方になっていたとは……めちゃくちゃ良い。とりあえずこずえ回は全員読みましょう。

 

年少組の年齢の話は、U149を読む/アニメを見るまで正直本当にノーマークでした。そんな中でこずえちゃんは「不相応に幼い11歳」として存在しているの、本当に台風の目というか、「そういうのが好き」の極致って感じですね。ありがとうございます。

 

 

3.藤居朋(19)

 

すみません、最後にべらべら担当の話をします。誕生日なので許してください。

 

藤居朋は19歳のアイドルです。アイドルにスカウトされ専門学校を辞めました(!?)。

 

藤居朋(19)


世界一かわいいですね。

 

前述の通り、この女は19歳とは言えない幼さと言われて久しいです。公式でも何度かネタにされてるレベル。

 

桐野アヤさん、朋とは同い年のはずなんですけどね

 

それでも朋が19歳にふさわしいと感じるのは、ふとしたときに見せる「お姉さんらしさ」が高校生離れしていて、けれど円熟しすぎていないからでしょう。

 

 

 

この劇場で朋が相談に乗る浅野風香さんは16歳で、朋とは3歳差ですから、朋は年上として相談に乗っていることになります。そんな中、悪い運勢ばかりが出てしまう浅野風香さんに朋がかける言葉は「悪い運勢は、逆に気が楽」。もちろん20歳以上のアイドルがそう励ましてはいけない、というわけではありませんが、「悪いことを運勢のせいにしてよい」という答えはどこか投げやりな気がして、そこに中高生の子たちへの深い共感性を感じてなりません。黛冬優子さんのときにも似たことを述べましたが、19歳アイドルの最も素晴らしい(と僕が勝手に思っている)点がその「多くのアイドルに対して(年少なら)見守る、(年上なら)憧れるのではなく、自分ごととしてとらえることができる」ところです。別に19歳の子に限らずアイマスのキャラクターの多くはできることかもしれませんが、19歳という年齢はそれをとても自然にさせてくれるような気がしますね。あくまで年上として風香ちゃんを励ましながらも、絶対的に自分が上だとは思っていないスタンス。めっちゃ好きです。

 

似たケースとして、こちらのデレぽも上げておきます。

 

朋の明るい(≒幼い)イメージは(デレメールの投稿者にとって)憧れの対象とされているようですが、朋はそれを受け入れるのではなく、けろっとしながらも「結構後ろ向きだし!」と否定してみせます(実際、朋にはだいぶネガティブなところが根源的にあります)。誰かにとっての憧れにとどまらず、あくまで等身大の自分として誰かを幸せにしようとするこういった朋のスタイルには、「19歳」という不安定な立場の裏打ちがあるように思えます。考えすぎかな。

 

誕生日なんだからもっと色んなことを喋ってしまいたいのですが、収拾がつかなくなっても困るのでこの辺にしておきます。ふじとも、本当に誕生日おめでとう! 今日僕はそれを言いに来ています。誕生日を迎えても藤居朋が19歳のままでいるこのコンテンツもしかして最高かもな。ふじともの成長も見たいけどさ。

 

 

 

 

さて、今回は担当の誕生日にかこつけてつらつら年齢の話をし続けてきました。こんなテキトーな文をここまで読めた人がどれだけいるんだか分かりませんが、もし居てくださるなら本当にありがとうございますと言わざるを得ません。

胸を張って詳しいとは言えないアイドルについても触れながら、「アイドルの年齢について考える楽しさ」を伝えたいと思い結構具体的にいろいろと書いてきましたが、いかがだったでしょうか。年齢の話するの、好きになっていただけていれば嬉しいです。阪大マス研はいつでもウェルカムですのでいっぱい話しましょう。こんなこと1回生が言っていいのかな。

 

前回の記事でも言いましたが、当ブログには他にも魅力的な記事がめっちゃ上がっています! 最近では現会長による耀城夜祭のライブレポ(ここ好きポイント紹介)記事が公開されていますので、そのへんもぜひチェックしていただければと思います。よまつり、僕にとっては初現地だったんですが、ほんと良かったですね……「アイマス始まったな」と思いました。P歴6年目にしてやっと。

何の話やねん。

 

それでは話も見えなくなってきましたので、このあたりで筆を置かせていただきます。改めて、お読みいただき本当にありがとうございました!

それではまた!!!!