偶像適塾

大阪大学のアイマスサークルです。月1以上の投稿を目標に更新していく予定です。

”プロデューサー”について真剣に考える(2)

 こんにちは、マス研M1のらいどです。先日の追いコンで追い出されたはずなんですけど、ちょっと書きたいことがあったのでこの場をお借りさせてもらおうと思います。

以前も同じような題材でブログを書かせていただきましたが、今回の内容と被っているところもでてくるかもしれません。ご了承ください...

 

このブログを見て共感してくれる人がいればお友達になりましょう。

 

*著者の僕ですが、アイマスは本当に大好きです。これから書く内容について、もしかしたら嫌な気持ちになる方がいらっしゃるかもしれませんが、そのような方はこのブログを読み飛ばし、そっと僕のTwitterをブロックしてください。

handai-imas.hatenablog.com

 

 

 

 

目次

1.”プロデューサー”という存在に対する違和

2.”プロデューサー”を分けて考える

3.ゲーム内の”プロデューサー”

4.ライブ参戦中の”プロデューサー”

5.日常における”プロデューサー”

6.”プロデューサー”と”ファン”

7.まとめ

 

*時間がない方は1、2、6だけでも読んでくださったらうれしいです。

 

 

 

 

 

 

1.”プロデューサー”という存在に対する違和感

 

 アイドルマスターというコンテンツにおけるファンの総称である”プロデューサー”。

アイマスの個性ともいえるこの存在ですが、以前からずっと何とも言えない違和感を感じています。アイマスはそういうものだからといわれてしまってはそれまでですが...

違和感の正体についてちょっと考えていこうと思いますので、お暇な方は最後までご覧いただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

2.”プロデューサー”を分けて考える

 

 完全に持論なんですがプロデューサーと言っても一概には言えないと思うんですよ。なんていうかゲームの中のPと僕たち現実世界のPってどう考えても同一視できないんですよね。現実世界だけで考えても、日常生活での僕たちプロデューサー自身とライブに参加している僕たちではまた違う”プロデューサー”の定義があてはめられると思います。

まとめると”プロデューサー”とは

  ①ゲーム内の”プロデューサー”

  ②ライブ参戦中の”プロデューサー”

  ③日常における”プロデューサー”

の三種類に分けられる、というのが僕の持論です。

 

 

 

 

 

3.ゲーム内の”プロデューサー”

 

 超大型コンテンツであるといっても過言ではないアイドルマスター。AS、ミリオン、デレなどいろいろありますよね。上で上げた三分類の中では一番”プロデューサー”っぽいことをしているプロデューサーであると思います。

 

 アイドルの売り方を計画したりオーディションに送り出したりすることは某国民的アイドルのプロデューサーである秋元さんがやっているといっても違和感はないです。スカウティングを自分で行うのも全然おかしなことにないように思います。

 

 しかし、一つ大きな違和感を生じる要因があります。「アイドルがプロデューサーに恋愛感情に近いものを抱く描写」です。これは声を大にして言いたいのですが...違う気がします。

 

ちょっと夢見がちな、まだ幼いアイドルが大人の男性であるプロデューサーに憧れの念を抱きそれを恋心と誤解する...といった感じならまだ百歩譲ってわかります。

 

でももう精神的に大人になった子が、仕事づきあいの男性、しかも事務所のプロデューサーに恋心を抱くのはちょっと...って思いません?

恋心抱くだけならまだいい、曲中でそのことをいっちゃうのはどうなんだ...?

 

ゲーム内の世界に”ファン”と呼ばれる人たちもいるはずです。アイドル達はこの人たちの前でもそんな曲を歌っているんですかね…?事務所のプロデューサーに向けられた歌詞をファンへ向けたものだと解釈して感激しているゲーム内のファンの方々のことを考えると涙があふれてきます。

 

 あとこれは仕方ないことなんですが、明らかにプロデューサーの業務を逸脱してるんじゃね?っていうことやってる時もありますよね。

 アイドルのスケジュール調整とか、コンディション管理とか。

これってマネージャーの仕事じゃない?マネージャーっていないのかな?

 

 

 

 

4.ライブ参戦中の”プロデューサー”

 

 冷静になるとこの文章、違和感がひしひしと伝わってきますね。

僕たちが参加しているライブにおいて、アイドル達は僕たちのことを”プロデューサー”と呼称します。”プロデューサー”を盛り上げてくれます。”プロデューサー”を感動させてくれます。

これを普通のライブだと考えると大変です。大炎上案件です。ファンの気持ちをないがしろにしているのか。

 そんなわけで僕はいつもアイマスライブをリハーサルだと考えています。めっちゃくちゃ盛り上がる超大規模リハです。そう考えれば日頃の感謝を込めてリハをやっているからアイドル達がファンの存在が全く感じられないライブであることもおかしくない。

もちろん業務連絡があることもおかしくない。・・・業務連絡はおかしいですね。普通こういうのはプロデューサーが最初に知っておくべきことじゃね?

 

新情報です!うおおおおおお!!じゃないんだよ、情報の伝達はどうなってるんだよ、事務員か?事務員が悪いんか?・・・あとで大阪湾に沈められかねないのでこのくらいにしておきます。

 

 

 

 

 

5.日常における”プロデューサー”

 

 ここでいう”プロデューサー”とは、朝起きて大学に行く際にアイマスの曲を聴き、授業中にアイマスのゲームをし、放課後はアイドルの顔で盛り上がる僕たちのことです。

改めて考えてみると、プロデューサーってなんだ?と思えることが多々あるように思えます。

まず、名刺交換の文化。一見すれば超☆プロデューサー業務って感じですが、こちらの例をご覧ください。

 

例:とあるイベントでの出来事

 お隣「名刺交換いいですか?」

 ぼく「いいですよ~多田李衣菜担当のらいどです~」

 お隣「あっ!僕も李衣菜担当です!!今日のイベ楽しみですね!一緒に楽しんでいきましょう!」

 

あれ、同じ一人のアイドルを二人が担当してるの...?方向性に違い生まれたりしない?

もしかしたら片方は音楽Pでもう一人は個人番組Pだったのかもしれない。

 

そうであっても自分が売り出していくアイドルを担当する他部署の人間の顔を覚えていないのはよくないと思うぞ!!

 

*名刺交換自体はいいコミュニケーションツールなので僕はとてもいいものだと思っています。また名刺新調したいね。

 

次に、ソシャゲにおけるランキング争い。上位報酬に据えられた担当アイドル、彼女を導けるのはただ一人、俺だ!ということで大勢のプロデューサーが全身全霊をかけて戦います。最強の称号をその手に掴むために。

 

いや、同じアイドルをプロデュースしてるやつ何人いるんだよ。全員が自分の担当イベだから走っているわけでないとはいえ、よくよく考えるとスゴイことです。

 

アイドル戦国時代とかよく言われますが、これではプロデューサー戦国時代です。いやもうプロデューサー世紀末といっても過言ではないかもしれません...

 

荒さがしばかりしててもしょうがないので、現実の僕たちが本当にプロデュースしてるといっても過言ではないことといえば、ミリオンライブで行われていたドラマ出演キャスト選抜投票ですね。

これも大多数のプロデューサーが同一アイドルのプロデュースをすることにはなるのですが、そこは一人のプロデューサーの脳内会議、ということにしておきましょう。

 

各プロデューサーが他アイドル担当Pに自分の担当をマーケティング、脳内会議では担当アイドルの推していく方向性を一貫させる、自分の担当が関与しない役では同事務所の他のアイドルの動向にも気を配る等、これ以上ないくらいアイドルをプロデュースしています。

 

同じようなものにシンデレラの総選挙がありますね。これもプロデューサー一丸となって、自分のアイドルを1位にさせようと...ちょっと待ってください。総選挙。

某国民的アイドルがおこなってたあれも総選挙。ファンによる人気投票...楽曲選抜...

アイマスの総選挙は初回の開催年的にも考えてこれに影響を受けたものであると考えられます。自分の担当アイドルをファン人気投票で1位にさせようとたくさんのプロデューサーがいろいろな角度からアプローチをかけています。

 

 ここで矛盾が生じます。アイマスを触れている人をすべて”プロデューサー”と称し、なおかつ総選挙がアイドルの運命をかけた投票であるのならば、プロデューサーが自分の担当以外に票をいれることは自分の担当アイドルを見捨てることに他なりません。

 

加えて、上位入賞を果たすアイドルに集まる票はある程度は担当外のプロデューサーからのものであるとは考えられますが、その多くが担当プロデューサーによる投票であるということになります。身内の組織票じゃんって怒られそうですね。

 

 

 

 

 

6.”プロデューサー”と”ファン”

 

 という風にめちゃくちゃな持論を展開してしまったわけですけども、僕が感じる違和感を解消するために必要なもの。それは分かっています。

        ”ファン”という存在です。

アイマスにはファンという存在が大きく欠けているように思えるのです。

自称ファンを公言する方はたくさんいますが、中心となるのは”プロデューサー”。

ゲーム内でもアイドルをファンとして楽しめるのはライブパートぐらいでしょうか。

”プロデューサー”を”ファン”と置き換えるとすんなり納得いく部分も多いです。

ライブでの自分の推しの紹介で推しが被ることは当たり前のこと。総選挙だって、プロデューサーとしてマーケティング→投票はすべてファン目線でといった解釈が成り立ちます。

そしてこれは僕の勝手な夢なのですが、アイドル達による「純粋なファンに向けてのライブ」一度でいいから見てみたいです。(もしすでに昔行われていたりしたらごめんなさい。)プロデューサーさん!ではなくファンの皆さん!アイドル達がゲーム内のセリフで時々言ってるやつですね。そのライブを通して僕は本当のアイドルを見ることができるんじゃないかなぁって思います。

 

 

7.まとめ

 

 いろいろ書かせてもらいました。深夜テンションで一気に書ききったため、日本語がぐちゃぐちゃでも許してください。あと、結構批判してるようにとられるところもあるかもしれませんが愛ゆえと解釈してください。すべての物事は解釈次第で自分への害にも益にもなる、そう思いませんか?

少しでも共感できる箇所があったり、はたまたこれはおかしいだろってところがありましたら、なんでもコメントください。

こんなに長い文章をもし読んでくださった方がいるのなら、心の底から感謝いたします。

これからも大阪大学アイドルマスター研究会の発展を願っております。